富山県黒部市の非加熱天然水「黒部のそのまま天然水」の通販サイトです。

黒部川は北アルプス中央部に位置する標高2924ｍの鷲羽岳が源です。黒部川の流れは、急勾配の峡谷を短時間で流れ落ちます。水に溶けにくく硬い花崗岩の岩の間を流れるために、その水質はカルシウムや鉄などの成分が少ない軟水であり、おいしくきれいな水です。

3000ｍ級の山地に降り積もった雪は、高地であるために真夏であっても豊かな水量をもたらしています。

黒部川の流域は、標高3000ｍ級の立山連峰と後立山連峰の間に2000ｍにもなるV字峡谷を刻み、広大な原生林を形成しています。いわば黒部川流域全体は、巨大な自然のダムと言えます。

黒部の名水は、花崗岩の地質で形成された立山連峰と黒部峡谷、そして黒部川扇状地が作り上げたものです。黒部市内黒部川扇端部の地域では、湧水や自噴水といった良質の水が人々の生活を潤しています。さらに、深さ200mの井戸から、私たちが天然水、ナチュラルミネラルウォーターを提供します。

参考：黒部の名水（黒部市公式サイトより）

「黒部のそのまま天然水」は、軟水(硬度55mg/L)です。

軟水は、まろやかな味がするのが特徴です。日本のほとんどの地域の水が軟水ですが、｢黒部のそのまま天然水｣は非加熱処理で飲める高品質の軟水です。

ヨーロッパやアメリカの水は、カルシウムイオンやマグネシウムイオンなどのミネラル分が多量に含まれている硬水が多い傾向があります。

▼ 一般的な総称とWHO(World Health organization世界保健機関) による硬水と軟水の基準値

軟水はミネラル成分が少ないので、お薬を飲む水として安心してご利用いただけます。
硬水は、お薬の成分に影響を与える可能性があるミネラル成分を多く含まれていますので、避けたほうがよいと言われます。

スポーツなどのどが渇いた時には、身体にやさしい軟水が必要な水分の補給に最適と言われます。子どもからお年寄りまで安心して飲める水と言えます。

軟水で入れた日本茶・紅茶・コーヒーなどの飲み物は成分を変化することなく、本来の味わいと香りを引き出します。特に、日本茶や紅茶は、カテキンやカフェインなどの成分を十分に抽出しますので、軟水で入れると味が引き立ち、香りを楽しむことができます。
コーヒーは個人の好みによって分かれるようです。マイルドな味を好む方は軟水、苦みが好きな方は硬水、と使い分けるとよいと言います。

赤ちゃんのミルクは軟水で作ることを前提に作られています。
硬水を使った場合、粉ミルクが溶けにくい傾向があります。また、硬水はカルシウムなどミネラル成分が多く含まれますので、赤ちゃんの腎臓に負担をかけると言われています。

ご飯を炊く水は、ミネラル分が少ない軟水が適しています。お米本来の甘みを引き立てて、ふっくらと炊き上げます。
硬水はミネラル成分が多く含まれているために、ミネラル成分がお米に付着して、水を吸収できずぱさぱさとした炊きあがりになってしまいます。

和食の基本は｢出汁(だし)｣です。出汁をとるには、ミネラル分の少ない軟水が適しています。軟水は、新鮮な食材のよさを引き出し、日本料理で大切にしている｢旨味｣を引き立てます。
硬水は、肉を軟らかくする効果がありますので、肉料理やシチュウなどの煮込み料理に適していると言われます。また、硬水はミネラル分が多いので、旨味成分であるグルタミン酸やイノシン酸が溶け出しにくく、出汁をとると旨味成分同士が結びついて｢えぐみ｣が残ってしまうことがあります。
お料理によって、軟水と硬水を使い分けるのもいいかもしれませんね。